ヒメウズラのつきみとの暮らし ☾.*・゚ -うずらは砂浴び-


ヒメウズラの男の子”つきみ”との日常や工夫を綴った飼育日記です。
2023/1/15産まれ、生後半年でお迎え。
文鳥と鳥好き家族の中で、穏やかにマイペースに暮らしています。
うずらは砂浴びで体の汚れを落とす
我が家には文鳥とヒメウズラが暮らしているのですが、文鳥は水浴びをして体の汚れを落とします。
その姿は見るからにお風呂…プールみたいでもあります、かわいい。


水浴び後の文鳥の姿もとてもかわいいです、個性的な髪型。

対してつきみたちヒメウズラ・うずらたちは砂浴びで体の汚れを落とします。


羽や皮膚に付着した寄生虫を落とす・体温を調整する…等のため、うずらたちは砂浴びをするようです。
確かに陽の光を浴びた砂の表面は温かく、掘るとほんのり冷たくて、夏も冬もとても気持ちよさそうに寝転がる姿が見られるので、汚れを落とすだけではなく体温調節にも役立っているのかも知れません。
文鳥たちも水浴び大好きですが、つきみも砂浴びが大好き。
ほぼ毎日砂を浴びたりつついたり、気持ちよさそうに頬擦りして寝転がったりしていて、見ていてとても癒される光景でもあります。

他の種類の鳥を飼っていて砂浴びを知らなかった…!という方も当然いらっしゃると思うので、もしうずらを飼われた際には砂浴びの用意もしてあげて下さいね。
汚れを落とすだけじゃない、うずらにとっての砂浴び
私たちがお風呂に入るのと同じように、ストレス解消の役目も大きいようです。
砂浴びの様子を見ていると、羽を元気にバタバタとさせて、砂に体を擦り付けながら寝転がって…時には目を瞑って、とても幸せそうな姿が見られます。
つきみは砂浴びがしたくなると、お散歩の時に砂を入れているプラケースの周りを回ったり、ケージから出してとアピールをしてくるので、汚れを落とすだけではなく 日々の楽しみのようになっているのだと思います。
うずらにとって砂浴びは習性なので、用意してあげて出来るだけストレスの少ない生活を送ってもらいたいなぁと思っています。
砂浴びのために用意するもの
うずらに砂浴びをさせてあげようと思ったら、まずは砂浴び用の砂と場所が必要です。
※公園などから砂を持ってこず、清潔な焼き砂を購入しましょう
自然のものが良さそうと感じるかも知れませんが、様々な動物の糞尿が混ざっていたり、寄生虫がいる場合などがありますので、必ず清潔なものを用意して下さいね。
砂浴びの容器は程よいサイズならOKですが、大きすぎないものがおすすめです(大きいと砂がたくさん必要になる&舞い散って大変なことになるため)
我が家では縦12cm×横20cmくらいのプラケースを使用しています。
結構砂が舞い上がるので、砂浴び時に蓋ができるものが良いのではと思いますが、完全に密閉してしまうものは危険なので、プラケースの蓋もちょうどよく感じています。
小動物用の水浴び・砂浴び容器を使用したり、少し手に入りにくいですが専用の砂浴び容器を使用している方もいらっしゃるようなので、生活に合うものを探してみて下さいね。
砂浴びの注意点
うずらたちが大好きな砂浴びですが、注意点もあります。
先に書いたことと重複する点もありますが、ぜひ参考に、安全に砂浴びを楽しませてあげて下さいね。
- 必ず清潔な焼き砂を用意する
- 砂から毎日糞や抜けた羽などを取り除き、晴れた日の砂浴び後日光に当てたりと清潔に保つ
- 1〜2週間に1度は砂を全て入れ替える(汚れ具合や砂浴びの頻度により調節する)
- 長時間砂浴びさせない
- 砂をたくさん食べる子は頻度を減らす
せっかく体を綺麗にし、ストレス発散に過ごす場所なので、綺麗に保ってあげたいもの。
また、砂をたくさん食べると「グリットインパクション」と呼ばれる“砂の食べすぎで胃に詰まってしまう病気”を発症する事があるので、砂をずっとつついている・食べている姿ばかりがみられる子の場合は、砂浴びを控えたり頻度を減らして様子を見ましょう。
砂をつつく・食べることは習性であり、少量なら食物をすり潰したり消化の助けになるのですが、心配な場合や分からない場合は鳥を診られる病院で指示を仰いでみて下さいね。
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つきみは砂浴びが大好き。
これからも安全に楽しく、ストレスを発散して長生きに繋げてもらえたらなぁと思っています。
