文鳥の病気

はばきは気にしなくても大丈夫? 症状と原因・治療法など

文鳥の足に鱗のような角質のようなものがついて、盛り上がったりカサカサしたりしていませんか?

それは”はばき“と言われるもの。

気にしなくてもいいのか、治療するとすればどんな方法があるのか、一緒に学んでいきましょう。

はばきとは

はばきとは、足や趾(あしゆび)の脚鱗(きゃくりん)が固くなり、はがれずに盛り上がったものを言います。

白っぽくカサカサしてひび割れが入っているように見えたり、鱗のように見えるため比較的すぐに分かります。

はばきが増えてくると、鳥自身も気になって足をつついたりという姿が見られるようになります。

はばきの原因と予防

脚鱗は爪やくちばしに似たケラチンで出来ており、下のようなことが原因で起こります。

  • ビタミンAやアミノ酸不足
  • 心疾患などの病気
  • 運動不足等による血行障害
  • 老化によるケラチン形成不全 など

普段からできる予防として一番なのは、栄養バランス(食事内容)の改善と体調の管理です。

シード主食の場合はサプリメントなどで不足する栄養素を補ったり、ペレットを取り入れたり、太りやすい子には意識的に運動の時間を設けたりと

健康的な生活と、バランスの取れた食事が出来るようにしてあげられると◎

人間と同じで何だか不思議ですが、健康な体のためにすることは人も鳥も変わらないということですね。

はばきの治療法

原因によって異なりますが、軽いはばきなら獣医さんに取ってもらったり、サプリメントや保湿クリームを使用する場合もあります。

病気が原因の場合は根本的な病気の治療を、栄養バランスが問題ならその改善を…という風に変わりますが、なるべく早期に発見し治療できたほうが楽に済みます。

飼い主さんが自分で治療法や根本的な原因を判断することは難しいので、気になったら獣医師に診てもらいましょう。

様子を見てもいい?病院に行くべき?

体に問題がなく、季節や気候の影響・一時的に体調が悪くはばきが出来た というような場合は、軽くはがれたりする程度ですぐに綺麗な足に戻ります。

(文鳥が自身ではがすことも多いので、飼い主さんが気付かないうちにはばきが出来ていたという事もよくあります)

明らかにはばきが多く鱗のように見える状態であったり、はばき以外にも体調不良のサインや老化・脚を動かしにくそうにしているなど思い当たる事がある場合は、なるべく早く病院で見てもらうことをオススメします。

文鳥の足の綺麗さは、健康のバロメーターのひとつ。

かわいい足を毎日よく見てあげて、はばきが多かったり他に気になることがないかチェックしてあげてくださいね。

※この記事は参考書籍及び管理人の経験等をもとに作成されています

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