文鳥はどんな匂い？

犬や猫を飼っているお家にお邪魔すると、獣臭がすることがよくあります。そして家族はその匂いに慣れている・気がつかないことがほとんど。

では文鳥はどんな匂いがするのでしょうか？外から来た人はどう感じる程度なのでしょうか。

今回はそんな文鳥の匂いに関して、少し探ってみましょう。

文鳥は無臭？

文鳥はほぼ無臭と言われています。

実際には匂いが0なわけではないのですが、獣のような匂いや家に入った瞬間に分かるような強い匂いは発していないということです。

文鳥と生活していて匂いが気になる場合は、文鳥自体ではなくケージの汚れや取り残した糞などにより匂っていることがほとんど。

特に梅雨の時などは匂いも気になる時期なので、出来るだけ綺麗にしてあげてくださいね。

文鳥はどんな匂い？

文鳥を飼っている方のほとんどが文鳥の匂いが好きなのではないでしょうか。

飼い主さんの間では文鳥を「嗅ぐ」「吸引する」などという表現が使われたり、匂いをさまざまに表現したりします。

どんな匂いがするかは個体により違いがありますが、「香ばしい」「メープルシロップのような甘い香り」「コンソメのような匂い」「お日様を浴びた布団のような香り」などと表現されたりします。

また、水浴び後は匂いが強くなることが有名で、「カレーのような香り」「獣のような匂い」と言われることも。

ですがいずれにせよ、鼻をくっつけて匂う程度なので、文鳥の匂いは強くないと思っていいでしょう。

個体や種類で匂いが違う？

文鳥ならみんな同じような匂いがするかと言えばそうではなく、甘い香り・香ばしい・温かい香り…と本当にさまざまな子がいます。

また、桜文鳥は匂いが強く白文鳥は匂いが弱い・オスよりもメスの方がワイルドな香りがする…といった話も。

これらに関しては科学的な根拠はありませんが、1羽1羽異なる匂いを発しているのは確か。

お迎えした子からどんな匂いがするのかも楽しみの一つですね。

匂いで病気が分かることも

特に雛に多いことですが、酸っぱい匂いや腐敗臭がすると病気の可能性があります。

そのような匂いがした場合は体調や様子をチェックしてあげましょう。

また、いつもと違う匂いがする場合も何らかの体調変化があったのかも知れません。

日々匂いが変化する子もいますが、病気や体調不良でも匂いは変化することがありますので、匂い以外に気になることがないかを合わせてチェックしてあげてくださいね。

文鳥はそれほど強い匂いはせず、その匂いが好きな飼い主さんがほとんど。

日や体調によって匂いが変わることもあるので、愛鳥の香りを楽しみつつ、変化があれば他に気になることがないか注意してあげてくださいね。

参考書籍