文鳥と暮らす

文鳥を飼うと、想像以上に汚れることを知っておこう

文鳥を飼う前に、ある程度汚れたり傷んだり…ということは想像されると思いますが、文鳥は犬や猫に比べて小さく、餌やフンの量も少なそうで、そんなに汚れると思っていない方も多いもの。

でも例え一羽の文鳥でも想像以上に汚れることがあり、そのことを許容した上で飼わなければなりません

今回は我が家のリアルとともに、文鳥がいるとどれくらい・何が・どこが汚れるのか、その理由や対策などをご紹介します。

鳥たちにとっても飼い主さんたちにとっても幸せな暮らしになるよう、ぜひ参考にしてくださいね。

文鳥が周りを汚してしまう理由

まずはこちらの写真をご覧ください、我が家の文鳥のケージ置き場・放鳥時の遊び場付近です(あえて掃除前に撮ったものを載せています)

こちら↓はケージ後ろの壁、見にくいですが汚れが飛び散っています。

ちなみに、我が家1年前に建てた新築です。

こうなることを想像していなかったらショックを受けそうですよね?ですが文鳥を飼うということはこういうこと、どこでも汚れる可能性があります。

まず、鳥は身軽にしておきいつでも飛べるよう、フンは我慢せず溜まったらすぐ外に出すという体のつくりをしています(抱卵時など特殊な場合を除く)

そのため、いつでもどこでも、飛びながらでもフンをします。ケージの中にいても、お尻の方向によっては外にフンが落ちることも。

また好みの餌を探すためザラザラと飛び散らしたり、抜けた羽毛が舞い散ったりと、特にケージや遊び場の周りは毎日細かいゴミや餌•糞などで汚れている状態になります。

これらは鳥の体の構造や生活上仕方がないことなので、嫌であれば残念ながら文鳥は飼えません。

そして飼うと決めたならば、汚れたままでは衛生的に文鳥にも人間にも良くないので、飼い主さんがしっかりと掃除や対策をする必要があるのです。

文鳥が汚すとわかっている場所は、初めから対策を

例えば我が家のケージ置き場付近の壁は、初めから汚れる前提で下のようなシートを張っています。

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毎日ウエットティッシュで汚れを拭けばきれいに保て、汚れが目立ったり剥がれてきたら張り替えています。

ケージの下には食器棚用の滑り止めシートを。餌や羽毛の飛び散りを受け止めてくれ、ケージの滑り止めにもなっています。

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こちらは結構汚れるので(餌の飛び散りがすごい)、拭いたり掃除機で吸ったりしつつ、1.2ヶ月に一度は交換しています。

放鳥時の遊び場のメインは家具の上なのですが、壁との隙間にはカバーを置き、餌やフンが入り込みにくいように。

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もちろん毎日掃除をし、アスレチックも毎月水洗いしています。

このように、文鳥のケージ周りと放鳥時によく行く場所にはあらかじめ対策をしておき、絶対に汚されたくない、触られたくないものは片付けておきましょう

このようにしていても、シートを貼っていない所も当然汚れますし、飛びながらフンをしてソファーに汚れが付いたこともあります。

予期せぬ場所が汚れることもあると理解して、文鳥をお迎えしてくださいね。

我が家では壁の汚れが目立ってきたら塗り直そうと考えています◎

SNSの綺麗な写真だけを信じないで

どんな動物でもそうですが、SNSなどで可愛い・綺麗な写真を見ているとそういうものだと思い、憧れが募りますよね。

ですが実際には見えないところで汚れや苦労があったりするもの。

画像を加工したり、綺麗な写真だけをアップしていることが多いと心得て(出来るだけ綺麗な状態を見てもらいたいのは当然ですよね)実際はどうなのか、ペットショップで見てみたりよく想像してからお迎えするようにしてくださいね。

文鳥が汚したり置いてあるものを噛んだりするのは 悪くなく当然のこと、飼い主さん側がそれを許容し対策をすべきことなのです。

小さな文鳥ですが、思った以上にケージや周りが汚れる場合も。

SNSなどで綺麗な場面だけを見ていると、なおさらギャップを感じ驚いてしまうかも知れません。

ですがそれは仕方がないことなので、飼う前に受け入れられるかしっかりと考え、一緒に暮らす環境を整えてからお迎えしてあげて欲しいと願っています。