愛鳥のいつもの体重を知っていますか?
文鳥に体重測定?と思われるかも知れませんが、体重を測るだけで分かること・気付けることもあります。
簡単な健康管理のひとつなので、ぜひ正しく体重を測ってあげて、毎日の状態をチェックしてあげてくださいね。
体重測定は、健康管理への第一歩
鳥は体が羽毛に覆われているため、太っているのか痩せているのか・丁度いいのかが、見ただけでは分かりにくいもの。
ですが体重を測れば数字で簡単に見ることができ、毎日測っていれば増減や変化に気付くことができます。
病気や体調不良、何らかの異常などに気付きやすくもなりますので、ぜひ体重を測る習慣をつけて、愛鳥の健康管理を始めましょう。
文鳥の平均体重
文鳥の平均体重は22g〜25gと言われています。
ですが個体差がありますので、この範囲に収まっていないだけで太り過ぎ・痩せすぎと言うことはありません。
明らかに他の子より大きければこれを超えたり、小さければ21gなどの子もいますが、正確に知りたければ鳥を診られる病院で適正体重を教えてもらいましょう。
鳥を診られる先生なら、骨格や体格などからその子の適正体重が分かります。
体重測定の方法
人間と違い体重計はありませんし、計らせてくれない場合などもありますので、どんな道具が必要なのか・コツなどをご紹介します。
測定に必要なもの
文鳥の体重測定用としてはキッチンスケール(料理用のデジタルはかり)が一般的です。
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できれば0.1g単位で測れ、派手な色柄が無いものがおすすめです。
なかなか乗ってくれない場合は
雛の時からスケールに慣らしておけるといいですが、慣れていなかったり大人になってから初めて見ると頑なに乗ってくれない子もいます。
その場合は小さな止まり木や慣れた餌入れなどをスケールの上に置くと乗ってくれやすくなります。
また、スケールの上に直接好きなシードやおやつを置いてもOK。
どうしても乗ってくれない・止まり木でもだめ…という子の場合、キャリーケースに入れて測定し、後からキャリーケースだけを測りその重さを引くという方法もあります。
とにかくスケールの上に乗ってくれれば体重は測れますが、手乗りではなかったりあまりにも負担になりそうな場合は、週一回にしたりと工夫をしてあげましょう。
出来れば朝一番に測る
朝一番、起きてすぐのエサを食べる前が、その鳥のベースの体重です。
小さな鳥は少し食べただけで体重が増え、糞をすれば減り…と簡単に増減しますので、出来れば朝一番のベースの体重を知っておけるとベスト。
難しい場合は測定時間を決めて、なるべく毎日同じ時間に測るようにしましょう。
そうすることで変化により細やかに気付くことができます。
体重測定で気をつけておきたいこと
体重測定では基本的に体重の変化をチェックします。
急激な増減(ベース体重の10%以上)があったり、ゆるやかにでも毎日増え続けている・減り続けているという場合は注意が必要。
換羽や食べすぎなどで一時的に増減することもありますが、思い当たる事が無い場合は特に注意して観察し、他にも気になる事があったり状態が改善されないようであれば病院で診てもらうことをおすすめします。
小さな鳥はたった1g・2gの増減でもぐっと状態が変わる事がありますので、体重測定を有効に活用して、体調をチェックしてあげてくださいね。
鳥に体重測定?と思う方もいらっしゃると思いますが、自宅でできる簡単な体調管理方法のひとつ。
病気も体調不良も早期発見・早期治療が大事なので、ぜひ体重測定を日課にして、愛鳥の健康を守ってあげてくださいね。