うちの文鳥ズ

ラテのお迎えから旅立ちまでの思い出記録

2019/6/7、ラテが虹の橋へ旅立ちました。

ここにラテの生涯を記したいと思います。

ラテの旅立ちの日の記録はこちらです

ラテは2014年3月産まれ、同6月に我が家にやってきました。

いわゆる売れ残りの子で、1羽だけケージを分けられており、ショップ店員さんに「あの子は気が荒いんで…」と言われていました(このペットショップと店員さんはよくなかった…そこはまた別で書きます)

でも手を近づけるとすぐに寄ってきてカミカミし、とても可愛くてお迎えしました。

残っててというか、待っててくれてありがとう。だから君と出会えたよ。

[うちに来てすぐのラテ・生後3ヶ月くらい]

子供の頃から小鳥を飼っていましたが文鳥は初めてで、今思えば雛の時から大きかった!と言うか骨格が違いすぎました。

ラテを迎えた1週間後にモカを迎えたので、一緒にすくすく成長し、ケンカしながらも二人で仲良しペアだったね。

かいぬし夫婦が結婚してすぐラテモカが来てくれたから、結婚式も一緒に出てくれたし、まだ子供が居ないときに2人を連れていろんな所に行ったし、たくさんの思い出を一緒に作ってくれたね。

本当にありがとう、ラテが居たから過ごせた日々で、ラテが居たから作れた思い出ばかりだった。

[モカとふたりの頃、よくキャリーでお出かけした]

ラテは体も心もみんなからの認識も完全にボスで、後にソイ・チャイ・ココアが来てからも、その地位が揺らぐことはありませんでした。

歳を重ねるごとに動きも性格も落ち着いていったけれど、貫禄が付いてきてますますボスっぽくなり…ガッと怒る事もあるけれど、くちばしの突きが強すぎて傷付けちゃうこともあったけれど、優しくて賢い我が家のボスでした。

うちで一番偉いのはラテなのよ、ラテにお願いしてね、ラテのおかげで生活できてるんだから〜…そんな言葉を、冗談交じりに何度も何度も言ったね。でもそれくらい、ラテはうちで大切で重要な存在だったんだよ。

お留守番隊長お願いねラテ!も、いつも言ってたね。ラテが居れば、一日出かける日も何の心配も無かった、それくらい安心感のある大きな文鳥でした。

[いつでもモチ感がすごいラテ]

ラテはうちに来たときから26gあり、みるみる大きくなり、1歳の頃には37gくらいありました。骨格から他の子と違いました。

3歳の頃には51gという数字をたたき出し、いくらなんでもと慌てて病院に駆け込んでダイエットを開始したよね。

突然ペレット食に切り替えられてシードがなくなっても、意外とすんなり順応したね。それでまた37gまで落ち、でも太りやすくてだいたい42~5gはあったね。

[反響が凄かったラテの体重測定画像]

健康のためにもっと食事制限をして、食べられない時間を作ってでも痩せた状態をキープさせた方が良いのか、悩んだ時期もありましたが、ラテは食べることが好きだったので(いつ見ても食べてるねと旦那といつも笑ってた)お菓子や果物は控えましたが、主食の制限まではしませんでした。

これは私個人の考えですが、好きなものを極端に制限されて長生きするより、ほどほどで幸せに生きてくれる方が良いと思いました。

長生きして欲しいは人間のエゴのような気もして…もちろん、健康で長生きしてくれればそれが一番良いし、太りすぎてどこかが悪くなって苦しい思いをしたりしないように、さすがに51gとかにはもうならないように気を付けましたが、厳しく制限はしませんでした。

例えが極端ですが、私が「文鳥を飼わなければ10年長く生きられるよ」って言われても、それは無理だから。文鳥の居ない人生より、10年短くても文鳥の居る生活を選ぶから。だから、ラテにも自由にさせてあげたかった。

ペレットに切り替えてからは程々をキープできていたので、良かったと思います。

[ひとりだけ同じ文鳥とは思えない大きさのラテ]

ラテにはたくさん笑わせて、癒してもらった。

他の子より2まわりくらい大きいので、みんなが届かないところに首を伸ばしたり、座ってるだけでモチモチ大福にしか見えなかったり、全部自分の物にしちゃうジャイアンっぽさがあったり、なのに新しいモノには一番びっくりしちゃうタイプだったり。

頑張って抱卵して激痩せしたり、スサーの迫力が凄かったり…

貫禄あるのにちょっとお茶目で、いつだってフワフワもちもちで、そこに居るだけで、ちょっとお歌や声が聞こえるだけで、我が家の空気は穏やかだったし幸せだったよ。

モカを先に亡くしてから元気がない時期もあったけど、それでも私に寄り添って、ちゃんと自分も元気に復活してくれたね。

モカが居なくなってからラテは、大好きだったつぼ巣に全く入らなくなりました。思うところがあったのかな。最後まで入りませんでした。

そのあと、ココアが来てもなびくことはなかったから、やっぱりラテのパートナーは生涯でモカだけだったのでしょう。

最初に我が家に来てくれた2人、この2人が一緒に居るのを見るのが大好きでした。

[よくモカとおしゃべりしたり、小突き合ったりしつつ近くに居た]

もう2人とも居なくなってしまって、とても寂しいし嘘みたいだけれど、2人でお空に居るなら安心だし寂しくないね。

ケンカしても良いけど仲良くするんだよ。ラテ、モカの分のごはん取っちゃダメよ。モカ、ラテに色々教えてあげてね。

ラテ、我が家に来てくれて、ちょっと短かったけれど一緒に過ごしてくれて、本当にありがとう。

ラテがいてくれたおかげで、豊かな人生の時間を過ごすことが出来ました。幸せな時間を本当にありがとう。

いつまでも大好きだよ、忘れないよ。

ラテも幸せだったならいいな。

また会える日を楽しみにして、明日からも頑張って過ごすから、待っててね。