ジメジメとして不快指数が高い梅雨の時期、飼い主さん自身が不快だと文鳥も不快ではないのかなと心配になりますよね。
文鳥たちにとって梅雨はどのような季節なのか、過ごし方や気をつけてあげる事などを一緒に見ていきましょう。
文鳥は梅雨が苦手?
文鳥はインドネシア原産の鳥ですが、このようなアジア産の鳥の多くは、ある程度湿度が高い環境のほうが健康に過ごせるようです。
不快に感じていないのであれば それに越したことはありませんが、気圧の変化などで元気がなさそうだったり調子が出ない子も居るよう。
梅雨の時期特有の気をつけたい事柄もありますので、生活の中で注意してあげたい点などを見ていきましょう。
気温の変化に注意
日本の梅雨は春と夏の間に訪れるので、昨日と今日・また1日の中でも気温差が大きい場合があります。
文鳥は暑すぎる・寒すぎることはもちろん苦手ですが、短時間での気温差が大きいパターンもかなり苦手です。
なるべくケージ内の温度に大きな変化が出ないように、温度調節をしてあげましょう。
健康な成鳥の場合、温度管理にそこまで神経質にならなくても大丈夫なので、私たちが快適だと思う温度や湿度に環境を整えてあげるようにしてくださいね。
エアコンを入れる場合は風向きと温度・湿度チェックを
梅雨に入ると除湿などでエアコンを使い始めるご家庭も多いと思いますが、エアコンをつける場合は直接文鳥(が居るケージ)に風が当たらないように注意しましょう。
また、温度や湿度もあまり下がりすぎると文鳥の体に負担になります。
文鳥が快適なのは温度20~25℃・湿度50〜60%程度なので目安に、また私たちが肌寒いな…と思うまで下がらないように注意してあげてくださいね。
文鳥の周りを清潔に保ってあげよう
湿度が高くなり蒸し暑くなってくると、汚れが腐敗したり匂いが発生したりしやすくなります。
不衛生な環境だと健康を害してしまう可能性があるため、いつもよりも少しケージの掃除などに気を配りましょう。
また、身体についた汚れも腐敗しやすい時期なので、いつでも水浴びが出来るように水浴び容器の設置も忘れずに。
文鳥はとても綺麗好きなので、この時期1日に何度も水浴びをする姿が見られる場合もあります。ストレス発散にもなるので、水浴びが出来る環境を用意してあげてくださいね。
食べ物の腐敗に気をつけよう
高温多湿の環境では水や食べもの腐敗が早くなります。カビも生えやすくなるため、食事は必ず毎日交換しましょう。
かなり湿度の高い環境や地域で心配な場合、朝・夕方に分けて餌を入れ替えてあげても良いですね。
野菜などの副菜をあげる場合も、朝あげたものが夕方に痛んでいる事もありますので、丸一日置いておかずある程度食べ終わったら下げるようにしましょう。
水も痛みますので1日一回は必ず、汚れたり匂いがしたりと心配な場合は、気になったら都度取り替えてあげてくださいね。
私たちにとっては不快に感じることが多い梅雨の季節、文鳥たちにとってはそうでもないよう。
ですが温度変化や衛生面など、気をつけなければ文鳥の健康に影響を及ぼしやすい季節である事も確かです。
いつもよりちょっと綺麗に、ちょっと注意してあげて、愛鳥に変わらず元気に過ごしてもらいたいものですね。
※この記事は管理人の経験及び参考webサイトを元に作成しています
参考サイト:小鳥の病気.com