文鳥と暮らす

文鳥に起こりやすいケガ・事故

文鳥をお迎えすると言うことは、人間の生活空間で文鳥が暮らすと言うこと。

私たちには普通でも 文鳥には危険な場所や物はたくさんあり、事故やケガは後を絶ちません。

ですがそのほとんどが放鳥中に起こっていて、人が注意すれば防げることもたくさん。

毎日のことですが気を引き締めて、今一度文鳥にとって危険な物事はないか確認してみましょう。

起こりやすいケガや事故の一例

文鳥がしやすいケガ・事故の一例と対処法を紹介します。

思い当たる物があれば、出来るだけ早く改善してあげてくださいね。

誤飲・誤食

放鳥時に人の食べ物や飲み物が置いてあったり、文鳥が飲み込めるサイズの小物やゴミがあるのは危険です。

観葉植物も食べてはいけませんので、こういったものは放鳥する空間には置かないようにしましょう。

文鳥にとって有害な物、観葉植物の注意点などはこちらに詳しく書いています↓

布・糸などに脚がひっかかる

カーテンや絨毯・洋服など、特に凹凸があったり毛足が長い物や、糸が出てしまっていると文鳥の脚が引っかかりやすくなります。

飼い主が気付かず宙ぶらりんで放置されたり、骨折してしまう可能性も。

文鳥の爪が伸びていると尚引っかかりやすいので、爪を適切に切ってあげ、飛び出た糸も切ったり新しいものに替えるようにしましょう。

爪切りで出血

爪の根元には血管が通っているので、切りすぎると出血します。

白く見える部分だけを切り、もし出血した場合は安静にして様子を見ましょう。

30分以上出血が止まらなかったり、見るからに大量に出血している・くちばしの色が悪いというような場合は 病院に行って指示を仰ぎましょう。

火傷(ヤケド)

調理器具やストーブの上にとまったり、お湯の中に落ちたりして火傷をしてしまうことも。

この場合はすぐに冷やす事が肝心なので、濡れたタオルで冷やしたり、脚なら5分程度流水にさらします(低体温症にならないように気を付け、寒そうなら部屋を暖めたり工夫する)

人間用の薬などを勝手に塗ることは避け、冷やしたら出来るだけ早く動物病院で見てもらいましょう。

文鳥同士の喧嘩でケガ

文鳥はよく喧嘩をするので、気がついたらくちばしに傷がついていることも。

軽い喧嘩なら問題ありませんが、どちらかが逃げ回ったり傷だらけになったり・出血や怪我をするような場合は、仲の悪い子同士で同じケージに入れたり 同じ時間に放鳥する事は避けましょう。

喧嘩での怪我意外にも、逃げようとしてどこかにぶつかったりといった事故が起こる可能性もあります。

踏んだ・圧迫した

不注意で文鳥を踏んだり、どこかに挟んだりしてしまった場合、問題がなさそうに見えても病院に連れて行き見てもらいましょう。

一見元気に見えたり外傷が無くても、内臓が怪我をしていたり、後から症状が出てくることもあります。

特にこれは人が注意すれば防げることなので、放鳥の時は文鳥から目を離さずに、他の家族にも放鳥中だと言うことを伝えるなどして、事故を防ぎましょう。

とてもよく懐いてくれて 生活の一部になり、居ることが自然になるほどの文鳥。

だからこそ、注意力が低下してしまったり、危機意識が薄れてしまうこともよくあります。

折に触れて部屋の中や生活空間を観察し、文鳥にとっても安全な空間作りを心がけてあげましょう。

放鳥時や環境作りの注意点は、こちらにも詳しく書いています↓

参考書籍

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