ゴールデンウィークも近くなり、文鳥と一緒に出かける予定のある方も増える季節。
文鳥と一緒に、車や電車を使いお出かけ・帰省などをする際、準備不足だと飼い主さんにも文鳥にも、周りの方にも困った事になってしまう場合があります。
お出かけの準備や公共交通機関での注意点など、事前に少し知って、出来るだけ快適な移動時間になるようにしていきましょう。
どのケージで出かけるか決め、準備をする
病院や近所の散歩など軽いお出かけの場合 小さなキャリーケースで出かけることが一般的ですが、帰省や旅行などで何泊も家を離れる場合はキャリーケースだと窮屈です。
またほとんどのキャリーケースはバードバスが付けられないため、水浴びもさせてあげられません。
滞在先が実家等の場合は通常サイズのケージを用意しておいてもらったり、家のケージのまま移動するなどの配慮が必要です。
キャリーケースでお出かけをする際の基本・注意点はこちらに詳しく書いていますが↓
通常サイズのケージで移動する場合は大きなバッグを用意したり、風呂敷のようなもので包むなどして持ち運びましょう。
落としたり扉が空いたりしないよう、扉をナスカンでロックする・ゴムバンドのようなものでケージを固定するなど、注意してあげて下さいね。
車移動のコツ・注意点など
車移動の場合、運転する人が集中できるようにすることがとても大切。
万が一”文鳥が気になって事故を起こしてしまった”なんて事になれば、後悔してもしきれません。
トランクに安定させて置いたり、家族に手伝ってもらいながら安心できる状態にして、運転手は運転に集中できるようにしましょう。
車内の温度管理も大切なのでエアコンを適切に使いながら、寒い時期はブランケットでくるんだりと工夫をします。
完全にくるんでしまうと怖がったり騒ぐ事もあるので、その場合は上部を開けたり家族の顔が見えるようにして、声をかけてあげながら安心させてあげてくださいね。
また 夏の車内はすぐに高温になりますので、文鳥を残して長時間車を離れることは絶対に避けるようにしましょう。
電車移動のコツ・注意点など
電車移動の場合、車と違いケージを持って徒歩で移動しなければならない・他の人が沢山いる場合があると言うことに注意しなければなりません。
ケージがすっぽり入る持ちやすいバッグなどを用意し、混雑している車両は避ける等ができると良いですね。
また電車にペットを乗せる場合決められた利用ルールを守る必要があり、手荷物として利用料が発生する場合があります。
例えばJRなら下のような利用条件があります
- 小犬・猫等のペット(小動物)は、3辺の最大の和が120センチメートル以内、動物を合わせた重さが10キログラム以内になる専用の容器にペットの全身を収納
- 手回り品切符(1個につき290円)を購入し乗車する
- 駅や車内ではケースから出さない
鉄道会社によって利用条件が違いますので、出かける前に確認しておき、ルールを守って快適に移動できるようにしましょう。
ペットは大切な家族、でも苦手な人もいる
飼い主さんにとってはかわいいかわいい大切な家族ですが、その動物が苦手な人や アレルギーを持っている人も居ます。
公共交通機関や人が多くいる場所を通る・利用する場合、全ての人が好意的に見てくれる訳ではないと言うことを理解して
なるべくペットの姿を見せない・混んでいない時間帯や場所を選ぶなどの配慮をしましょう。
そうすることが、飼い主さんたちの気持ちいい移動時間にも繋がるはずです。
文鳥とのお出かけ、出来るだけ快適に楽しく過ごしたいもの。
それには少しの事前の準備と、周りの人を思いやる気持ちが必要なので、余裕を持って出かけられるようにしたいものですね。