本・イベント等紹介とレビュー

書籍レビュー:じーさんとぴーぽっぽ

話題の絵本「じーさんとぴーぽっぽ」を読みましたので、感想とともにご紹介します。

文鳥を描いた数少ない絵本であり、大人も子供もきっと感じるものがある素敵な絵本。気になっている方はぜひ参考にご覧くださいね。

基本情報

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  • 絵本:  32ページ
  • 出版社: みらいパブリッシング
  • 発売日: 2022/7/14

大切な人がいなくなってしまうのはとてもこわいこと。

ぴーぽっぽは、ただただ、いっしょにいられるのが幸せだったんだと感じます。

読むたびに深まる、親子で読みたい名作絵本。

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絵本の紹介文を読むだけで泣けてしまう、内容もそのままとてもあたたかい絵本です。

あたたかい絵柄とストーリーが魅力

じーさんと桜文鳥のぴーぽっぽ。

何気ない暮らしが幸せで、ずっと一緒にいたかったぴーぽっぽ。

あたたかく優しい絵柄で、なんてことのない日常と、命の話が描かれています。

絵本の帯や紹介文を読んで想像する内容そのままで、特に大きなイベントが起こるようなこともないのですが、読むたびに涙が出るけれど感動で心が暖まるような絵本です。

第8回絵本出版賞 大人向け絵本部門の最優秀賞作品

第8回絵本出版賞の大賞&最優秀賞&審査員特別賞の審査員コメントより

第8回絵本出版賞・大人向け絵本部門の最優秀賞を受賞し、展覧会も開かれたこの絵本。

確かに大人が読んでも感動し感じるものがある絵本ですが、子供でも十分読むことができ、考えることが出来る内容です。

我が家の3歳の子はまだしっかりとは理解できませんが、可愛い絵柄に喜んでいました。

6歳の子は文鳥がいる絵本ということで喜ぶとともに、文鳥の寿命や旅立ってからのことなど、色々質問をしてきたり考えて読めていました。

命について、寿命について、大切な人が亡くなるということについて、子供でも感じるものがある素敵な絵本だと思います。

ちなみに、子どもたちはぴーぽっぽという名前がかわいくて大好きなよう。

そして出てくる「黄色と白」がまた、シュールで面白いようで、中盤は大いに笑って読み、後半はしみじみ読んでいます。

文鳥が出てくる貴重な絵本「じーさんとぴーぽっぽ」

大人にも子供にも、きっと得るものがある素敵な絵本なので、気になった方はぜひ手にとってみてくださいね。

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