3月下旬、シナモン文鳥のココアが卵管脱(卵管が反転して、総排泄孔から飛び出している状態)になりました。
我が家では初めての経験でしたが、事前に卵管脱のこと・見た目などを知っていたため、早急に判断し治療をしていただくことが出来たので
ぜひ女の子の飼い主の皆様にも卵管脱を知っていただきたいと思い、詳細を記します。参考になることがあれば幸いです。
卵管脱や生殖器系の病気については、こちらに基本的なことをまとめていますので併せてご覧くださいね↓
ココアが卵管脱になるまでの経緯
ココアは現在4歳、我が家のビターたち4兄妹の母でもあり、毎年少なからず卵を産んでいました。
昨年までは発情期に入って産卵しても、環境を変えたり発情抑制に効くとされるようなことを行うと ある程度落ち着き制御できていたのですが
3月にミルクが旅立ってから、文鳥同士のバランスが崩れたのか発情が止まらなくなりました。
毎日のように卵を生む日が続き、週末病院に連れて行こうと思っていた木曜日の朝、子どもたちを送り出してココアを見ると近くに卵があり、お尻の部分が下のイラストのように赤く腫れ上がっていたのです。
その時は必死で写真を撮る余裕はなかったのですが、事前に卵管脱のことを知っていたので「これは卵管脱だ、すぐ病院に行かないと!」と行動できたので、ぜひ画像検索などで見ておかれることをおすすめします。
病院での処置内容など
かかりつけ医が開く時間に電話をして、すぐに連れてきてくださいとの事で、気づいてから2時間以内に病院で診てもらうことが出来ました(朝カバーを開けた時は無かったので、おそらく飼い主たちが朝の支度をしている間に産んだ&卵管脱になったと思われます)
病院で経緯を話し、やはり卵管脱だったのですぐに処置をしてもらいました。
オイルのようなものをつけた何種類かのガラス棒を使い分け、卵管を体内に戻す処置を行ってもらいましたがなかなか入らず、なんとか入ったあとお尻をひと針縫い止めてもらい、説明を聞いて受付に戻った時には40分以上時間が過ぎていました。
その時先生から受けた説明や今後については
- 発情・産卵が続き卵管が炎症を起こしたか、産むときの力加減で一緒に卵管が出てしまったのだろう
- 卵管は体外に出ると腫れるが体内に戻ると急速に収縮し収まるはず、そのような薬も出しておく
- ケージ温度を30度くらいまで上げてゆっくりさせてあげて、1週間後に抜糸をするがそれまでに突いて取れる場合もある(取れても卵管が飛び出してこなければ大丈夫)
- 発情抑制は本当に難しいので無理をしないで、抑制剤を一度飲んでみましょう
とのことで、発情抑制のお薬と卵管の収縮を促したり栄養を取れるお薬を頂き、無事家に帰ることが出来ました。
その後の経過と家での過ごし方・パートナーと暮らし続けてもいい?
その後1週間は1人部屋でケージ温度を30度前後にし、再度病院で見てもらい大丈夫と言って頂いたのですが、やはり本調子ではなく寒そうな様子だったので、最近までケージ温度26~28度程度で生活していました。
今は他の子達と同じ温度で過ごせるようになり、発情が治まったからか換羽も始まり、ツクツクですが元気にしてくれています。
問題は今後パートナーであるチャイと一緒に暮らしてもいいのか?ということ。
2羽を離すと、チャイは呼び鳴きがすごくココアを探して走り回っていて、ココアは食欲が無くなる…という状態で、一日に何度かチャイを出してはココアのケージの近くまで連れていっていました(そうするとココアがご飯を食べる)
完全に離すのと弱ってしまうのでは…?という状態だったので、先生に相談すると
- 今まで一緒に暮らしていたのだから完全に離すのは辛いだろう、隣同士か、別ケージでも一緒に過ごす時間を作るか、発情したら分けるか…ベストを見つけていけたら
- 卵管脱はまた起こる可能性もあるが、起こらない場合もある。発情しなければ一緒に住めるので、兆候が見られるたら薬を飲んだり様子を見たりしていきましょう
と言って頂き、今は一人部屋ともとのケージ(チャイと一緒の部屋)を行き来する生活を送っています。
過去の写真ですがこんなに仲良しなので、上手く過ごせる形を見つけていけたらと思っています。
幸い今は発情しておらず、ココアも心身ともに元気になってきて安心していますが、これからココアに関しては発情をさせない・したら都度病院に行きチャイとは部屋を分ける、という形でしっかり様子を見ていきます。
治療費と卵管脱の時にしてはいけないこと
今回の治療費ですが、卵管脱の処置で3000円ほど・薬2種で5000円ほど、診察料等と合わせて1度目は約10,000円でした。
2度目は診察と追加のお薬等で5000円ほど、もちろん病院によって診療内容や価格に差はありますが、一度診てもらうとこれくらいの金額は簡単に出ていくという事を、これから鳥をお迎えしようと考えている方など皆さんに知っておいて頂けると嬉しいです。
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今回すぐに診てもらえたので助かりましたが、卵管脱は時間が経つと体内に戻せなかったり命に関わる可能性が強くなるとのこと。
また、たまに目にする飛び出した卵管にオリーブオイルを塗ったり 綿棒で押し戻そうとすることは意味がないどころか悪化させてしまう可能性もあるので、絶対にせずにすぐに病院に来て、との事でした。
そのためにはかかりつけ医を作ったり、診てもらえる病院を知っておくことがとても大切だと改めて実感したので、どうぞ愛鳥が元気な時に調べておいてくださいね。
余談・ココアは美人?!
余談ですが、我が家のかかりつけ医は2つあり、メインで見てもらっているのが今回の病院。
おじいちゃん先生なのですが、喋り方がとても優しく気さくで、昔の近所のおじいちゃんと喋っているよう。
今回卵管脱の処置と説明が終わり、お薬を作ってもらっている間、先生はココアをまじまじ見ながら「それにしてもアンタ…きれいやなぁ…。美人やなぁ…ほんとにねぇ、きれいな顔してるなぁこの子は」とずっと言ってくださって
その時ココアはボロボロのお顔だったのですが、「もしかしてココちゃんすごく美人?!」なんて思ったり、緊張もほぐれてとても嬉しかったです。
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ココアの卵管脱の話は以上になります、少しでも参考になることがあれば幸いです。
皆さまと愛鳥ちゃんたちが健康で幸せに暮らせるよう、心から願っています。
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※記事の内容は、文鳥デイズ家のココアと飼い主が実際に経験したものですが、病院によって対応や治療法・治療費な様々なので、一例として参考にご覧ください