うちの文鳥ズ

ミルクが旅立った原因の詳細・治療内容・出来たかも知れないことなど

ミルクの旅立ちまでの様子はこちらに記録しています↓

ミルクはまだ3歳でしたが、卵管の炎症等が原因で亡くなってしまいました。

我が家でも出来れば同じことを繰り返したくないため記録として、また文鳥や鳥の女の子の飼い主様のお役に立てればと思い、詳細を記します。

何か・どなたかの参考になることがありましたら幸いです。

ミルクが旅立った原因の詳細

ミルクはいびつな卵を産んだことにより、卵管が炎症を起こしたことが原因で亡くなりました。

旅立つ前日に撮ったお腹のエコー写真は下のように写っており

真ん中の丸いものが卵の黄身、その外側に見える三角形のような白い枠線が卵の殻の形になります(エコー写真が傷んでしまったので、イラストで再現しています)

実際に産まれた卵は 言われなければ卵と分からないようないびつな形でボコボコしていましたが、殻が柔らかめで卵管を直接傷付けそうな硬さではありませんでした。

それでも出てくる時の摩擦はありますし、それまでにももしかすると不完全な卵のもとになる物質を産んでいたかも、発情が続き卵管が敏感になっていたかも…など、色々な事が考えられるようです。

ただ今回言えることは、卵を産むまではとても元気だったのに 産んでから急激に体調が悪くなってしまったので、産卵による卵管の炎症が原因との事でした。

ミルクの体質について

ミルクは3歳でしたがこれまでに1度しか産卵したことがなく、その時も不完全でいびつな卵をひとつ産んだだけでした↓

この時から今まで約1年半、一度も卵を産まず今回だったので、体質的に卵をうまく作れない子だろうと先生に言われました。

ミルクは発情はするのですが卵は産まず、でも体重は増えお腹も膨らむ…前回もおそらく卵になる物質がお腹に溜まってきているけれど卵になっていない、と言われていたのですが(卵にならなければいずれ体に吸収されるそう)

何個も産んでから殻のない卵やいびつな卵なら、カルシウムや栄養が不足してきたのだろうが、ミルクの場合1個目からこれで普段も産まないとなると、体質的に卵を作るのが苦手なんでしょうとのこと。

先天的にそういった子も居るということでした。

ミルクに出来たかも知れない予防

ミルクが旅立ったあと、担当の先生に電話をし「防げる方法があったのでしょうか?」と聞きました。

先生はミルクが元気になったら今後の事を話そうと思っていた、と言ってくださり

  • ミルクの場合はとにかく卵を作らせないことが一番だったので、発情を抑えるしかない
  • そのための投薬や環境づくりを飼い主さんと模索していく
  • だが現実的に100%抑えるのは難しいので、卵が出来たらできるだけ綺麗な卵になるよう、日光浴をしたり食事内容を見直したり…と今後についてお話していくつもりだった

と答えて頂きました。

今回かかりつけ医が休診日で急遽診ていただいた病院・先生だったのですが、とても詳しく親身に診てくださり、「飼い主さんのせいではない、お力になれず、助けてあげられず申し訳ありません」とまで言って頂き、本当に感謝しています。

先生が思うベストを尽くしても防げた・救えたかは分からないともおっしゃっていました。

かかりつけ医の方にもミルクの発情が止まらず行って薬をもらったりしていましたが、発情は本当に難しい問題だと改めて実感しました。

今回このような経緯で、残念ながらミルクを救うことは出来なかったのですが、我が家のこれからに活かしてゆけるよう努めたいと思います。

もし何か参考になることがあればミルクも喜ぶと思いますので、一例として心に留めておいて頂けると幸いです。

皆様の愛鳥ちゃんが今日も元気で幸せに過ごされますよう、心より願っています。