モカが旅立ってから2年、ラテが旅立ってから1年、今年もお盆が終わりましたね。
やっぱりお盆には帰ってきてくれている気がして、嬉しくもあり、会いたくなって寂しい気持ちもあり…
そんな大切なラテモカですが、こちらではあまり紹介することのないまま旅立ってしまったので、少し思い出話や写真を載せさせてもらいたいと思います。
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ラテは我が家に一番初めに来た、私たち家族が初めてお迎えした文鳥でした。
白文鳥ですが雛時代は桜文鳥と間違えるほどグレーの羽が多い子でした。
ラテをお迎えした時、同じペットショップにあと3羽ほど文鳥が居たのですが、その中の桜文鳥が気になっており…
1週間の間に2回見に行って、やっぱりお迎えしよう！と言うことでモカを連れて帰りました。
これが後に夫婦となり、私たちの人生を変えてくれたと言っても過言では無いラテモカとの生活の始まりです。
大人の羽毛に変わる課程がとてもなつかしい…
ラテは3歳頃までかなりグレーの羽が残っていましたが、4歳ごろからは尾羽のつけ根を除けばほとんど白く、綺麗な白文鳥に変身していました。
モカは最初からごま塩ちゃん。
最初は仲がいいとは言えなかった2羽ですが、次第に距離を縮めていき…
雛換羽が終わる頃には、ちゃっかりラテがモカに求愛ソングを披露するように！
でもこの時、モカは「？？？」という顔をしていました。見た目も中身も幼いかわいい子でした。
何回チャレンジしても報われないラテ（笑）
ちなみにこの2羽、パートナーで求愛も産卵もしましたが一度も成功すること無く、ふたりでひっついてもちもちしている…なんて事も一度もありませんでした。
ラテがとにかく強くモカを宙づりにしたり…まるでDV夫と3歩下がる昭和の妻。
でも程よい距離でいつも一緒に行動していて、モカが旅立ったときラテは本当に悲しそうで、その後も他の女の子になびくことはありませんでした。
ラテとモカはあの距離感で上手くいっていたんだと思います。
ラテの少し後ろをモカがついて行っていた姿を、今でも鮮明に思い出せます。
ラテモカが我が家に来た頃〜2歳頃までは私たち夫婦2人の生活だったので、色々余裕がありとてもよく放鳥して一緒の時間を過ごしていました。
くつろいでいる時間は特によく一緒に居て、一緒にソファでゴロゴロしたり漫画や本を読んだり…
子供が産まれてからは時間的な余裕が少なくなったことと、子供の動きが予測不能で危ないので、放鳥時間も少なくなり場所にも制限が出てきてしまいました。
ラテモカがちょこちょこと床を歩く姿や、ぬいぐるみや布団の上などで過ごす姿もかわいかったのですがお蔵入りに…
ただ、ここで放鳥や相手をする時間がぐっと減ったらストレスだろうし、ラテモカが旅立った時に絶対に後悔すると思い意識してラテモカとの時間を作るようにしていました。
これに関しては今も続けており、本当に良かったと思っています。
お陰で旅立った後も、もっと相手をしてあげれば良かった…という後悔はありません。
とにかくラテはもっちもちで大きくて、賢くてかっこいい文鳥でした。
食べることが大好きだったので、お供えのお菓子やスイカを食べに帰ってきてくれたと思います。
ボスだから、みんなに何かを教えたり喝を入れにに来てくれたかな。
モカはちんちくりんでふわふわで、穏やかで優しい子でした。
ラテに食べ物を全部取られていないか心配ですが、案外仲良くやっているんじゃないかなと、飼い主を心配して帰ってきてくれたんじゃないかと思っています。
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私はラテモカが旅立つまで近しい人もみんな健在で、お盆を特に気にとめずに過ごしてきたのですが、ラテモカが旅立ってからお盆という期間がとても大切に思えるようになりました。
やっぱり帰ってきてくれている気がして、どこか温かい気持ちになったり、帰ってきているなら一目で良いから会いたいなあと涙したり、写真を見返してみたくなったりお供えを真剣に選んだり…
ラテモカのお陰で色々な事を知ることが出来ました。
こうして文鳥のブログを書いたりイラストを描いているのも、すべてはラテモカから始まったことなので、感謝はもちろん一生忘れることは無いでしょう。
ありがとうラテモカ、また来年も、その次も、お盆じゃなくても、会いに来てくれると嬉しいよ。待ってるからね！
以上、我が家の初代文鳥ラテ・モカのお話でした。
