うちの文鳥ズ

ミルクの発情が止まらず病院に行きました。

我が家の女王様ミルク、実は今年の春から発情が激しく、発情する→少しおさまる→また発情…を繰り返していました。

写真を見ていただくと分かるのですが、下腹部が少し膨らんでいて、骨盤が緩んでいるので足が左右に開いています。

もちろん色々と発情抑制対策はしていたのですが、ミルクの発情対象は私(飼い主)で、飼い主は基本在宅のため酷いとケージの近くを通るだけでも発情してしまい、なかなか抑制出来ず…

それでも何とか接触を減らしたりして抑えており、最近は少し落ち着いていたので安心していたのですが、先日朝いつもより下腹部が膨らみ、少ししんどそうに見えたので病院に連れて行きました。

その時の記録と、発情や下腹部の腫れなど同じような不安を抱えている方の参考になればと思い、記録しておきます。

ミルクの症状まとめ

この時ミルクに見られた症状は下のようなものでした。

  • 発情している(尾羽を上げてプルプルする)
  • 下腹部が膨らんでいる
  • お尻の穴が目立ち開き気味
  • 足が発情していない時に比べ左右に広がっている
  • 少し羽を膨らませて寝ている

羽を膨らませて寝ている以外は発情時に元気な子にも見られる状態で、ミルクも発情時このような症状は出ますが元気でした。

ただこの朝は少ししんどそうに見えたので、病院に連れて行くことに。餌を食べない・動かないと言ったほどの症状はなく、呼べば返事をしたりとそれなりに元気はありました。

卵詰まり?

文鳥のメスでこの状態というと「やっぱり卵詰まりかな…」と思いつつも、お腹は膨らんでいるけれど固くはないので不思議に思いながら病院へ。

ミルクはもうすぐ2歳でこれまでも発情することはありましたが、卵を産んだことはありません。

結論としては卵になるものがお腹の中で作られようとしている状態とのこと。

これが卵になれば出なければまずいし(つまり卵詰まり)、発情が落ちつけば体内に吸収されていきおさまる事もある、との事。

お腹が膨らんでいるのは発情+卵の材料が溜まってきているからで、肥満などはありませんでした。柔らかいお腹だった事も納得。

家に帰って安静にし様子を見ることになりました。

治療と対処法

現段階ではまだ完全な卵は出来ていないし、色艶もよく危ない状態でもないので、安静にさせて観察して下さいとのこと。

ビタミン剤を頂き、少し暖かめ(30度程度)にして様子を見ることに。

今後お腹が固くなって卵があるようなのに産まない・明らかに弱っていたり餌が食べられないなど危ない状態が見られればすぐ受診して下さいとのこと。

発情対象が飼い主なので、やはり必要以上の接触やコミュニケーションは避けるよう、そして難しいが繁殖させない場合はなるべく発情を抑制する方がいいとお話がありました。

ミルクは本当に飼い主が大好きで(そのため飼い主夫は大嫌いなほど…)すぐに寄ってきて呼べば返事をしてくれて…コミュニケーションを取りたい・可愛がってもらいたいだろうに、それを制限されるのは心苦しいですが

命には変えられませんので飼い主も注意して接していきたいと思います。

本当にこの辺りは分っていても難しい…ちょうどいい距離感を見つけていきたいものです。

少しでも異変を感じたら病院へ

発情だと分かっていると色々な症状が出ても「発情のせいだからそのうち収まるかな」と思いがちですが、やはりいつもと違う・少しでもしんどそうだなと感じたら なるべく早く病院に行くことが大切だと改めて思いました。

卵詰まりなら一刻を争いますし、細かな原因や状態は獣医師でなければ分かりません。

鳥を見られる病院は多くないですし、連れていくことも大変だったりしますが

原因がわかれば治療ができますし、何もなければそれで「安心」というお薬をもらって帰れると思って、ぜひ病院に連れて行ってあげて欲しいと思います。

愛鳥にとっても、飼い主さんにとっても、ずっと不安を抱えたままや気にしながら過ごすよりいいですよ◎

これを書いている現在(病院受診から2日後)幸いにもミルクは元気で少しずつ体重も減り、お腹の膨らみも落ち着いてきています。

その代わりみんなとは放鳥を分け、時間も短く飼い主との触れ合いも減らし、でも話しかけたり愛情があると言うことはちゃんと伝えつつ…試行錯誤しながら過ごしています。

メスの発情・産卵は本当に難しい問題ですが、命を守るために飼い主もまだまだ勉強していきたいと思います。