文鳥は白文鳥・桜文鳥・シナモン文鳥などのカラーがあり、どれも上品な色合いで心惹かれますが、選べるならこの品種がいい・こんな色合いの子がいい、と思うこともありますよね。
同じ種類でも少しずつ濃淡や模様が違って魅力的な文鳥たち。
雛の状態でどこを見れば成長した時の色・模様の雰囲気が分かるのかをまとめましたので、成長した姿を思い浮かべる参考にしてみてください。
基本の雛の色
まずは一般的な”この品種の雛はこんな色”を紹介します。
文鳥の場合、雛の段階で羽毛・くちばしの色によってどの種類に成長するのかを見分けることが出来ます。
アルビノ・イノは雛の時点で目が赤いので見分けることが出来ます。
※見やすいよう色を調整しています。お使いのブラウザによっても色の見え方が違いますので、参考にご覧ください。
少し変化した色合いになる雛は?
基本の雛とは少し違い、雛の時から羽毛の色が薄い・濃い・色合いがまだらなど個性があると、成長しても個性のあるカラーの子が多いです。
例えば同じシルバー文鳥でも個体によって濃淡があり、ライトシルバーやダークシルバーと分けて呼ばれる事もあります。
羽毛の色がまだらな雛は、成長してからもその名残が残る場合もあります。
シナモン文鳥とクリーム文鳥など区別がつきにくい場合は、両親の品種によって雛の品種も推測できますので、お店の人などに聞いてみましょう。
白文鳥が真っ白にならない事も
白文鳥は雛の時、背中や頭にグレーの羽がある子も珍しく無いのですが、背中一面がグレーだったり、黒い羽が混ざっているような子は 成長してもその色が残り真っ白にならない場合が多いです。
個性的でとても可愛いのですが、真っ白な子を希望する場合は 雛の時から全身が真っ白な子を選ぶといいですね。
ごま塩やパイドのような子を見分けるには?
“ごま塩文鳥”や”パイド文鳥”と呼ばれる、主に桜文鳥の中でも白の羽毛が多く混ざって模様が浮かんでいるような子を希望する場合は、くちばしの色抜けがある子・くちばしの色が真っ黒ではない子・羽毛に白が混ざっている子などを選びましょう。
桜文鳥の雛のくちばしは黒っぽいのですが、全て綺麗に真っ黒な雛ほど原種に近い黒・白・グレーはっきり分かれた成鳥になりやすいです。
逆にくちばしの一部がピンクがかっていたりと”色抜け”がある子や、雛の時点で羽毛に白い部分が多く見られる子などは、白い羽毛が多く混ざった桜文鳥になる傾向があります。
桜文鳥の雛のくちばしが黒いのは生後2〜3ヶ月程度なので、この時期に確認出来るといいですね。
文鳥デイズ家の文鳥たちの雛→成鳥
我が家の文鳥たちの雛の時→成鳥になった時の色合いを写真で紹介しています。
より分かりやすく見て頂けると思いますので、よろしければご覧ください。
文鳥はみんな素敵なカラーで迷ってしまいますよね、出来ればあの色の子が欲しいなぁ…と思う事もあるかと思います。
そんな時参考にしていただいて、でももし予想とは違う色合いに成長しても、その個性を認めて存分に可愛がってあげてくださいね。
参考書籍
(2024/11/20 22:53:08時点 楽天市場調べ-詳細)