文鳥には「学習期」と呼ばれる、好奇心旺盛で色々なもの・ことを覚えやすい時期が存在します。
その学習期に覚えさせておきたいおすすめの物事として、我が家の文鳥たちの例を紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
学習期とは?
文鳥にとっての「学習期」とは教育の時期、文鳥が生まれてからおおよそ4週齢〜11週齢を指します。
個体差がありますが、雛毛が生え揃うころ〜雛換羽が終わるころまでのイメージです。
本来文鳥は警戒心の強い鳥ですが、この時期の文鳥はまだ警戒心が薄く、関心や好奇心の方が勝っている状態のため、様々な新しい物事にチャレンジすることができます。
また、この時期に覚えたことは一生忘れないと言われるため、生活習慣を付けたり危ないものやダメなことを教えたりと、教育にぴったりの時期なのです。
文鳥デイズ家で学習期に教えていること
学習期についての基本的なこと、覚えさせたい一般的な物事はこちらに詳しく書いていますが↓
今回は基本的なこと以外で、我が家の文鳥たちに学習期に教えていること、文鳥生活10年を経て教えておいて良かったと思うことをご紹介します。
完全ペレット主食にする
我が家の子たちは挿し餌のパウダーフード初め、最初からペレットに慣れさせ、学習期が終わる頃には完全にペレット主食になるようにしています。
ペレット主食だとシード主食よりも栄養面が安心であること、老鳥になっても食べやすかったり、病鳥食のペレットにも移行しやすかったりとメリットが多いこと
シードはやはりみんな好きなのでいつからでも食べられるが、途中からペレットに切り替えるのは難しいこと…などから、最初からペレット主食にしています。
途中から切り替えるのはどうしても無理な子もいますので、我が家では無くてはならない習慣づけになっており、おすすめです。
後ろから手でつかむ
学習期に覚えさせたいことで保定がありますが、その前段階として後ろから手で掴まれることに慣れさせています。
後ろから手を出してふわっと包み、そのまま撫でたり遊んだりしながら、とにかく後ろから手が来ても驚かないように教えます。
学習期が過ぎるまでは恐怖体験をさせないため、保定の形はとっても爪切りなどはせず、後ろから手が来ても怖いことはない・撫でられたりして嬉しい…という感じで毎日慣らしていけると◎
これに慣れていないと保定するまでが大変なので、教えておくことをおすすめします。
学習期が過ぎても、毎日の触れ合いと健康チェックを兼ねて続けてあげて下さいね。
「チュッチュ」と口を鳴らしてから、文鳥のくちばしをつまむ
文鳥のくちばしをつまむ動画や姿を見ることがあると思いますが、我が家では口で「チュッチュ」と鳴らす→くちばしをつまむ、ということを雛の時期から行っています。
これをすることで、口を鳴らすと来てくちばしを触らせてくれるようになるので、噛み癖がひどい時や痛い時に口を鳴らしてやめさせたり、薬水を飲ませる時にも使うことが出来ます。
またコミュニケーションが取れるので、文鳥が喜んでくちばしを出してくれるようになりとても可愛いですよ。
皿巣やベッドに慣れてもらう
我が家では皿巣や小鳥のためのベッド・バードテントなどを雛の頃からケージや遊び場に設置して、老後や病気の時のために慣らしています。
鳥も老鳥になると足が弱り、病気や体調が悪くなるとうずくまったりしんどそうにしたりします。
そういった時にゆっくり休めたり、少しでも快適に過ごせるような場所になるよう、幼い頃から日常的に慣れてもらっています。
文鳥は臆病で警戒心が強く、体調が悪くなって初めてベッドなどを用意されるとストレスになることもありますので、普段から慣れた安心した場所で休めるようにしてあげられるといいですね。
文鳥と暮らしたことがある方は、文鳥って・鳥って思っていたより賢い!と感じることがあるかと思います。
そう、文鳥はとても賢く、学習に適した時期もあります。
その時に色々と教えてあげると、文鳥にとっても飼い主さんたち家族にとっても 一緒に暮らしやすくなる可能性が高まるので、無理なく生活に必要なことを教えてあげられると◎
ご家庭によって必要なことも変わってくると思うので、ぜひ参考に、文鳥の学習期のことを考えてみて下さいね。
※当記事の内容は管理人の経験及び参考書籍などを元に作成しております。情報は随時変わる可能性があり、それに伴い内容の更新を行う場合がございます。
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