手に乗せて、モチモチにぎにぎ楽しみたい…!
文鳥はよく人に懐く鳥なので、手の中でふわふわモチモチになって眠っていたり、撫でられたりしている姿をよく見かけ “握り文鳥”なんて呼ばれることも。
文鳥をお迎えしたら、そんな風に育てたい…特に”ニギコロ”と呼ばれる状態に憧れる飼い主さんは多いもの。
そんなよく懐いた手乗り文鳥に育てるにはどうすればいいのかを紹介します。
手乗りにするには、雛から育てないとダメ?
雛から育てた方がよく懐きやすいですが、雛から育てなければ手乗りにならないと言うわけではありません。
成鳥でお迎えしても手乗りになってくれる可能性はあります。
雛から育てる場合は飼い主の手で挿し餌をし、学習期に色々と教えることが出来るためよく慣れた子に育てやすいと言えますが、個々の性格もあるので雛から育てても手乗りにならない子も居ます。
こうすれば必ず手乗り文鳥になる!という正解はありませんので、そうなってくれると嬉しいな、でももし手乗りにならなくても大好きだからね、と言う気持ちで接してあげて欲しいと思います。
学習期にたくさんスキンシップを取ろう
文鳥には学習期と呼ばれ、いろいろな物事に興味津々でたくさんのことを覚え吸収出来る時期があります(生後1ヶ月頃〜)
本来文鳥は臆病な性格ですが、この時期は好奇心旺盛なので、手に乗せて話しかけたり餌をあげたりとスキンシップを取っていると、手と飼い主を好きになってくれる可能性が高いです。
たくさんスキンシップを取って、手は安全で心地いいものだと覚えてもらいましょう。
文鳥に好きだと伝えて、恋をしてもらおう!
学習期にスキンシップはもちろん、優しく話しかけたり「好きだよ」「かわいいね」と言ってあげて、好きだという気持ちを伝えることも効果があります。
そして文鳥に恋をしてもらいパートナー認定されれば、学習期を過ぎて成鳥になっても、仲良く過ごせるに違いありません。
文鳥はパートナーを決めて一生愛を注ぐ生きものなので、恋をしてもらえれば一生そばに寄り添ってくれますよ。
成鳥でお迎えして、手乗りになってもらうには?
成鳥でお迎えしあまり懐いていない子の場合、無理は禁物です。
いきなり手に乗せようとしたり、ケージの中に手を突っ込んだりせず、ケージの前を通る度に微笑みかけたり「おはよう」「元気?」などと優しく話しかけてあげましょう。
とにかく人間は危なくないと認識してもらい、慣れてきたら放鳥時に頭や肩に乗ってもらったり、ケージの外で餌を食べる時間を作ったりしつつ、少しずつ信頼関係を気付いていきましょう。
ニギコロまでは難しいかも知れませんが、気長に接していれば手に乗ってくれる日は案外近いかも知れませんよ。
手乗りにならなくてもがっかりしない
先にも書きましたが、個々の性格もあるのでどのように育てても手乗りにならない子もいれば、特別なことをしなくてもニギコロまで出来るようになる子もいます。
また、飼い主のことが大好きでも触られるのが苦手な子もいます。
ですので、手に乗らない・撫でさせてくれないからとがっかりしないで、その子を受け入れて愛情を注いであげて下さいね。
文鳥デイズ家の小話
我が家は現在4羽(ソイ・チャイ・ココア・ミルク)と旅立った2羽(ラテ・モカ)の文鳥が居ますが、全員手乗りです。
旅立った2羽は生後3〜4ヶ月くらいで我が家に来たので雛の時期は過ぎていて、特にラテは店員さんに嫌われていたようで最初はあまり人に懐いていなかったのですが、毎日スキンシップを取り大好きだと伝えているうちに手乗りになりました。
モカは握り文鳥にまでなりましたが、ラテはたまーに握らせてくれる程度でした。それでももちろん、可愛くて可愛くて仕方がなかったのですが…
現在一番若いミルクは、気付けばニギコロができるようになっていました。
同じ環境で育てていても1羽1羽どこまでスキンシップがOKか違いがあると言うことは、やはり接し方+個々の産まれ持った性格があると思いますので
どのように育っても変わらず可愛がってあげて欲しいと願っています。
※この記事は管理人の経験及び参考書籍を元に作製しています
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