文鳥と暮らす

文鳥は1羽だと寂しい?1羽飼いと複数飼いのメリット・デメリット

1羽の文鳥と暮らしている方は、1羽だとお留守番の時寂しいんじゃないか?もう1羽いたほうがいいのかな…と悩まれたこともあるのではないでしょうか。

また、複数羽と暮らしている方は、全員に愛情を注いであげられているだろうか、1羽飼いの方が幸せなのかな…なんて思ったことはありませんか?

文鳥を愛するが故に悩んでしまいますが、そんな1羽と複数の場合の暮らしや メリット・デメリットなどをご紹介します。

文鳥は1羽だと寂しい?

文鳥はパートナーを決め 好きになった相手を生涯愛し続けるような生き物なので、そのパートナーが飼い主さんであったり 飼い主さん含めた人間の家族と良好な関係を築けていれば、同じ文鳥の仲間がいなくても普段は寂しいと感じたりはしないでしょう。

仕事や用事で家を開ける時間が長い場合気になりますが、文鳥はとても賢いもの。

飼い主の生活リズムを覚え 合わせることができますので、おそらく「(仕事に)毎日出かけるようだ」「これくらいの時間に帰ってくる」と理解していて、「行ってきます」や「お留守番お願いね」という言葉もきっと伝わっています。

朝出かける前や帰ってきてから・休みの日など、例え短い時間でもちゃんと向き合う時間を作ってあげれば、文鳥は穏やかな気持ちでいられると思います。

同じように複数羽いて1羽1羽の触れ合いが短い場合でも、ちゃんと愛情を向けてあげれば文鳥は分かってくれるはず。

例え忙しくて1羽ずつとの時間が取れない日があっても、ケージ越しにでもちゃんと目を向けて話しかけたりと「気にしてるよ」「大好きだよ」ということを伝えてあげてくださいね。

1羽飼いと複数飼い、どちらが多い?

”文鳥式生活のとびら”という本の中で、文鳥の飼育数を尋ねたアンケート結果が掲載されており

1羽…45%・2羽…30%・3羽以上…25% という結果が出ています(2015年1月時点)

つまり1羽飼いの方は45%・複数飼いの方は55%となり、何羽かの文鳥と暮らしている方の方が多いということ。

また、文鳥ではない違う種類の鳥も一緒に暮らしている という話もよく聞きますので、どちらかと言うと1羽よりは複数と暮らしている方の方が多いようです。

1羽と複数羽、生活に違いはある?

文鳥の羽数によって、生活の何が・どれくらい変わるのかをご紹介します。

日々のお世話

餌や水の入れ替え・ケージの掃除・放鳥タイム…1羽だとケージも一つですし大した事ではありませんが、当然増えるほどに大変になっていき、手間も時間もかかります。

空間にも余裕が必要です(ケージ・お世話用品の置き場所、放鳥場所など)

2羽で仲良し(ペア)・1つのケージなら1羽の時と変わらないと思いますが、文鳥は仲が悪いと一緒のケージに入れられない場合もあるので 4羽で4つのケージなんてことも…

こうなるとなかなか大変なので覚悟が必要です。

体調・安全管理

1羽ならゆっくりコミュニケーションタイムを取りやすいので 文鳥の異変にも気づきやすいですが、複数になると1羽ずつの放鳥が難しかったり時間が短かったり…なかなか細やかな観察が難しくなります。

放鳥時も1羽なら問題無く目で終えますが、複数になると気づけば1羽見当たらない、あの子何か食べてる…?!なんてこともあるので注意が必要です。

4羽になると目で追えなくなる?

我が家は1羽〜4羽との暮らしを経験していますが、3羽までは放鳥時にも目が届くのですが、4羽になると途端に目が届きにくくなると感じています。

ですので、同時放鳥時は家族と共に注意しつつ短めの時間で切り上げ(その代わり1日3回)、必ず1羽ずつの放鳥&コミュニケーションタイムも設けて、触れ合いと体調チェックをするようにしています。

かかる費用

日々の餌やおやつ代は当然文鳥の数だけ増えますが、もともと文鳥の生活コストは低いため、10羽20羽と増えない限りはそこまで金額は高くなりません。

ですがケージ数が多いと、保温器具などケージごとに必要になるので、それらの購入費用と電気代などがかかります。

また、健康な時は生活コストが低い文鳥ですが、病気になったりすると高額なお金が必要になることもありますので、少し考えておく必要があります。

イレギュラーなこと

元気な時は大家族で問題がなくても、病気になったり怪我をしたり・老鳥になって介護が必要になったりすると途端に大変になる場合があります。

ほとんどの場合ケージを分けて特別な管理(温度や湿度・薬など)をしなければならず、もしそのような状態の子が何羽もいるとなると、飼い主の負担はかなりのものです。

病気や怪我はいつ起こるか分からず、元気な子もいつかは必ず老いますので、そういった時のことも頭に入れておくといいでしょう。

1羽と複数羽のメリット・デメリット

1羽の場合はよく懐いた文鳥に育てやすく、日々のお世話も生活費も対してかからないため、基本的な「鳥を飼うと発生するデメリット」を理解していれば問題ありません。

最大のメリットは「癒しを得られる」事ではないでしょうか。

では複数羽の場合、生活面以外で1羽とどんな違いがあるのかを見ていきましょう。

複数羽の場合

メリットデメリット
文鳥同士が戯れている姿が見られる1羽よりも懐きにくい傾向
文鳥が寂しくなさそうなので安心感がある多くなるほど目が届きにくく 安全・体調管理が難しくなる
色々な個体を見られるお出かけがしにくくなる(預けることが難しい)
雄雌で相性が良ければ繁殖させることができる鳴き声が大きくなる

当然ですが先に書いたように、1羽から複数羽になると手間もかかるお金も増え、広さも必要になってきます。

また、仲間同士で鳴き交わしたり喧嘩をしたりと鳴き声がよく聞こえる・大きくなる傾向がありますので、住んでいる建物や近所との兼ね合いで飼育が難しくなる可能性も。

1羽なら預かってもらいやすいですが、複数羽やケージの数が増えると頼める人や場所も探しにくくなり、預かってもらえる場所があっても連れて行く事が大変だったり…ということも起こります。

と、ここまでデメリットを先に挙げましたが、なんと言ってもたくさんの文鳥と暮らせるというメリットがあります。

賑やかで楽しいことはもちろん、文鳥の違いはカラーだけではなく、色々な性格・しぐさ・鳴き声に甘え方…そんな1羽1羽の個性を楽しんだり、ペアが寄り添って寝ていたり・一緒につぼ巣に入っていたりという姿を間近で見られるのも複数羽飼いの特権。

文鳥好きにはたまらない空間になるので、複数飼いもデメリットをクリアできるのであれば決して悪いものではありません。

1羽飼いが向いている人・複数羽飼いが向いている人

1羽が向いている複数羽が向いている
文鳥とパートナーになりたい色々な文鳥や、文鳥同士が戯れている姿を楽しみたい
お世話にあまり時間をかけられないお世話や日々の触れ合いの時間に余裕がある
あまり賑やかだと問題になる環境に住んでいる賑やかでも問題ない環境に住んでいる
近くに頼れる人や施設、預けられる場所がないいざという時頼れる人や、文鳥を預けられる場所がある

どうしようか迷っている方は、自分にはどちらが向いているかの参考にしてみてくださいね。

1羽で飼う場合も複数で飼う場合も、メリットとデメリットがあり、生活スタイルによって向き不向きもあります。

どちらにも魅力がありますが、文鳥にも飼い主さんにも無理がない方を選択してくださいね。

何羽でも愛情を向けてあげればしっかりと理解して返してくれる、文鳥はそんな賢くてかわいい生き物なのです。

※この記事は管理人の経験及び参考書籍をもとに作製しています

参考書籍